代替馬エンパイアシチー(プレジデントU) 第2戦


グレイスシチー(1口20000円)の代替で、牡馬をゲット。

初戦の前走はパドック気配は最悪でいいところなしの12着タイムオーバー。


今回も追い切りは終い完全に脚が上がっており散々だが、

10月3日 阪神5R 3歳未勝利 ダート1400m に出走!!

14着/15番人気といいところなし。


レース回顧と時計の分析を掲載。


当然未勝利戦終了につき引退かと思われたが、大人の事情(笑)により続戦。

(2010年10月5日完結)

2010年7月26日立ち上げ

これ以降は9月29日に作成

これ以降は9月29日に作成

●追い切り情報(9月29日更新)

前走前 6月16日 栗東E 重馬場 ゲート強め

助手
8F 112.7
7F  99.5
6F  87.1
5F  74.1
4F  59.9
3F  45.3
2F  14.9[4]



7月21日 栗東プール 1周
7月22日 栗東プール 2周
7月23日 栗東プール 3周
7月24日 栗東プール 2周


7月25日 栗東坂路 良馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 57.2
3F 42.4
2F 28.2
1F 14.1


7月25日 栗東プール 2周
8月11日 栗東プール 3周
8月12日 栗東プール 4周
8月13日 栗東プール 5周
8月14日 栗東プール 4周
8月15日 栗東プール 5周
8月17日 栗東プール 4周
8月18日 栗東プール 4周
8月19日 栗東プール 4周
8月20日 栗東プール 4周
8月21日 栗東プール 5周
8月22日 栗東プール 5周
8月24日 栗東プール 3周
8月25日 栗東プール 2周
8月26日 栗東プール 4周
8月27日 栗東プール 4周
8月28日 栗東プール 4周
8月29日 栗東プール 2周
8月31日 栗東プール 4周
9月 1日 栗東プール 2周
9月 2日 栗東プール 4周
9月 3日 栗東プール 4周
9月 4日 栗東プール 4周
9月 5日 栗東プール 3周
9月 7日 栗東プール 4周
9月 8日 栗東プール 4周
9月 9日 栗東プール 4周


9月12日 栗東坂路 良馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 59.3
3F 43.8
2F 28.9
1F 14.6


9月26日 栗東坂路 良馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 58.3
3F 42.4
2F 27.9
1F 14.2


9月29日 栗東坂路 稍重馬場 一杯に追う
1回
助手
4F 54.8
3F 40.6
2F 27.5
1F 14.4
 7月25日、前走後、タイムオーバーながら馬房の都合(スカスカ)で在厩にて調整されていたエンパイアシチーですが、前走後右前脚にソエの症状が出て、時計を出したのはこの日が初めてです。
 15−15強で追われましたが、まだまだですね。

 9月12日、ずっとプール調整されていましたが、坂路で15−15で追われました。大丈夫かなぁ。中途半端な状態で出走するか、出走できずに引退かのどちらかだと思いますが。

 9月26日、相変わらずプール調教ばかりしていますが、冴えない動きです。まあ、常識的にダメでしょうね。

 9月29日、一杯に追い切られましたが、終いの脚の上がり方は尋常ではなく、出走しても大差でシンガリ候補でしょう。
 一応今週出走想定されていますので、私ほっさんの追い切り評価を書きますと「D」の最低評価です。そうそうの脱落が目に見えています。

●気になる出馬想定表

出馬想定表 10月3日 阪神5R 3歳未勝利 ダート1400m 全36頭
馬名 前走騎手 前走 過去着順 追い切り
アグネストリアノン
イッスンボウシ
インテレス
ウォータージャズ
ウルビーノ
エリモマドンナ
エンパイアシチー
エヴァープレッジ
カピオラニ
クロカミノマイ
グランデボス
サンライズストーン
ショウナンカルナ
スーサンヒーロー
セトノバララット
タケカエルダ
テーオーウィナー
ディアナブルー
デュランダルガイ
トシザノンリー
トップオブザヘヴン
ナムラエアポート
ナリタエスケイプ
ノーチラスリング
ピシーズクイーン
プリティーピュティ
マザーウェル
マルサンアイドル
メイショウゲッター
メイショウバショウ
メイショウマナ
メインエンジン
リシアンサス
ルクールダンジェ
レアミルフィーユ
レイニータ

スーパー未勝利最終週に凄い出走ラッシュです。多くの馬が除外になって引退となるのでしょう。今年はスーパー未勝利戦の登録頭数は凄い数ですね。

これ以降は10月1日に作成

●出馬確定表

出馬確定表 10月3日 阪神5R 3歳未勝利 ダート1400m 全16頭
馬名 騎手 前走 過去着順 追い切り
アグネストリアノン 国分恭介  4/18 未勝利 福島ダ1700 14
イッスンボウシ 高倉稜  8/08 未勝利 小倉ダ1000 12 12
ウォータージャズ 村田一誠  8/22 未勝利 小倉ダ1700 14 15 14
エンパイアシチー 石橋脩  6/19 未勝利 阪神ダ1200 12 14
カピオラニ 中村将之  8/07 未勝利 小倉ダ1700 15
グランデボス 安藤光彰  9/04 未勝利 小倉ダ1000 10 11
クロカミノマイ 荻野要  1/10 未勝利 京都ダ1800 11 15 14 15
サンライズストーン 北村友一  5/09 未勝利 京都ダ1400 13
セトノバララット 石橋守 初出走
ディアキングサン 和田竜二 初出走
デュランダルガイ 浜中俊  6/20 未勝利 阪神ダ1400
トップオブザヘヴン 太宰啓介  9/05 未勝利 新潟ダ1200
マザーウェル 藤岡康太  9/05 未勝利 小倉ダ1700
メインエンジン 熊沢重文  7/24 未勝利 小倉芝1800 16 10 14
ルクールダンジェ 福永祐一  9/04 未勝利 小倉ダ1000
レアミルフィーユ 小牧太  4/10 未勝利 福島芝1200 10

騎手の太字は乗り替わり。

●阪神ダート1400mコース解説

 スタート地点は2コーナーの奥のポケットの芝の部分。ただし、芝1800mや芝1400mよりも内側にあり、芝コースの本線とは重ならない。ダート1200mのスタート地点からそのまま左に200m延長したところにある。
 3コーナーまでの距離は542m。内と外では距離が違うが、かなり芝部分を走ることになる。
 テンからペースが厳しくなり、前半の方が確実に流れが速い。ラスト1ハロンのところでグイと13秒台まで時計がかかり、そこでの凌ぎ合いが見もの。
 逃げ馬は苦戦傾向。上位3頭は逃げ、先行馬同士ではなかなか決まらず、1頭は差し馬が突っ込んでくる。そのあたりを考えて馬券作戦を立てたい。
 枠順は揉まれやすい最内が不利。あとはほぼフラットだが、外枠が若干有利なのが特徴。多頭数になった方がその傾向は強い。
 最近はクロフネ、フレンチデピュティといったヴァイスリージェント系の種牡馬の活躍が目立つ。

有利な枠順 最内不利で外有利
有利な脚質 先行
ポイント 先行力、枠順
種牡馬ベスト アフリート、ジェイドロバリー、ブライアンズタイム
連対騎手ベスト 武豊、安藤勝己、藤田伸二、福永祐一、四位洋文
推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場
2歳新馬 1分26秒8 1分26秒8 1分26秒5
2歳未勝利 1分26秒7 1分26秒6 1分26秒4 1分25秒4
2歳オープン 1分25秒4 1分25秒8
3歳新馬 1分27秒2 1分26秒9 1分26秒6 1分25秒7
3歳未出走 1分27秒1 1分26秒5 1分27秒2 1分26秒1
3歳未勝利 1分26秒6 1分26秒3 1分25秒8 1分25秒5
3歳500万 1分25秒5 1分26秒0 1分25秒0 1分24秒8
古馬500万 1分25秒3 1分24秒7 1分24秒0 1分24秒7
古馬1000万 1分24秒5 1分24秒6 1分24秒0 1分24秒5
古馬1600万 1分23秒8 1分23秒6 1分24秒1 1分23秒2
古馬オープン 1分23秒3 1分22秒8 1分22秒2 1分22秒2

●騎手はほっさん愛馬初のイケメン・石橋脩騎手

 1984年4月3日生まれの26歳。2003年に柴田政人厩舎所属でデビュー。8年目。同期は松岡正海騎手、長谷川浩大騎手ら。

 初年度は25勝(松岡正海騎手は11勝だった)して関東新人騎手賞を受賞した。

 2年目からコンスタントに40勝前後の勝ち星を積み上げ、2009年2月7日に200勝を達成した。

 通算100勝を上げたのも松岡正海騎手と同じ日だった。GTジョッキーになった松岡正海騎手とは差をつけられてしまったが、石橋脩騎手も確かな実力を持っている。

 若くてルックスが良く、”イケメンジョッキー”として人気がある。


 馬上でバランスが良く、追うアクションはなかなか豪快で、スマートに伸ばしてくる印象もある。コーナーワークが上手く、インでロスのない競馬も可能。以前は慎重に乗ることが多かったが、最近は積極的に動くようになってきた。しっかりした腕を持っており、もっと活躍していいジョッキー。

 ブレイクできないのは、所属の柴田政人厩舎が低迷気味であることが大きい。

 コメントはソツがない感じで、ただ、ハッキリと取捨を判断してくれるのが良い。

 単勝の配当率が高い。裏開催に回っているからというのが大きいが、福島と新潟で成績が良い。ただ、ダートでの連対率が悪く、この点は覚えておきたい。


 2010年9月30日現在JRA通算260勝。勝率5.2パーセント、連対率10.9パーセントで、昨年(2009年)は36勝、勝率5.3パーセント、連対率10.8パーセント、今年(2010年)はここまで28勝、勝率5.2パーセント、連対率10.7パーセントと面白いくらい平均値。

 重賞は2010年のフェアリーS、アーリントンカップの2勝。


 ほっさん愛馬への騎乗は今回が初めて。しかし、不安よりも期待の方が大きい。良い騎手を選んでいただいたと思っているが、如何せん馬の状態が悪過ぎる。これではどんな騎手が騎乗してもどうしようもない。

●ほっさん予想

 我らが愛馬エンパイアシチーは脚元も悪く、それゆえ追い切りも終い脚が上がっており散々な状態で勝ち負けどころではないので気にならないですが、グランデボスは上は重賞2勝のブライトサンディー、クロカミノマイは上は重賞3勝のエリモハリアー、マザーウェルは上が重賞1勝のロードクロノスと良血揃いです。

 こんな馬たちが、スーパー未勝利戦の最終週にしかもダート戦で登場というのはなんとも寂しいことですね。馬主さんにとってはかなりの損失ではないでしょうか。そこに行くとエンパイアシチーは代替馬で最初から期待の大きな馬ではありませんでしたから、私の気持ちはあっさりとしています。

これ以降は10月2日に作成

●専門誌の印と評価

競馬ブック

短評は「上位拮抗」


予想家の印
馬名 長岡利 山田理 西村敬
エンパイアシチー
デュランダルガイ △△ △△
グランデボス
ルクールダンジェ
サンライズストーン
トップオブザヘヴン △△
マザーウェル
二重△は△△で処理
あとは無印



予想オッズ
馬名 予想オッズ
マザーウェル 2.7
ルクールダイジェ 4.4
デュランダルガイ 5.6
トップオブザヘヴン 5.6
サンライズストーン 11.1
グランデボス 17.4
レアミルフィーユ 17.9
アグネストリアノン 25.8
ディアキングサン 29.1
エンパイアシチー 30.6
以下38倍以上省略



スピード指数

馬名 最高値 3走前 2走前 前走 評価
エンパイアシチー


デイリー馬三郎

予想印

◎ ルクールダンジェ
○ マザーウェル
▲ グランデボス

以下省略

エンパイアシチーは無印

●各陣営のコメント

エンパイアシチー

 「初戦が見どころがなかったからね。キャリアが浅い点も割引だし、一変は望めないかな。」(山下助手・デイリー馬三郎)

●明日は休日ですが、現地には行かないつもりです

 明日(10月3日)は休日なのですが、別件があり、またエンパイアシチーはデビュー戦で現地観戦しましたので、どんな馬かもよくわかっていますし、なによりも追い切りの動きが悪過ぎて万に一つも勝ち目がないことから現地応援には行かないつもりです。

これ以降は10月5日に作成

●レース 

 内枠2番のエンパイアシチーですが、ゲートが開くと1完歩目で遅れ12番手追走に。そこそこ能力のある馬でもダート1400mですとこの時点で勝ち負けはほぼ絶望的です。それにもまして追い切りで終いの脚が上がっている状態の馬ですから、タイムオーバーが見えて来ます。

 道中もアタマの高い走りですし、案の定直線を向いても伸びは見られず流れ込んだだけの14着。戦前の予想どおり、なんの良いところもありませんでした。

●時計の評価

 今回のエンパイアシチーの走破時計1分29秒8良馬場は阪神ダート1400mの3歳未勝利クラスの平均勝ち時計が1分26秒6良馬場であることからしてもとんでもなく遅い時計と言えます。

 もちろん、出遅れやレースに不慣れなこともあるでしょう。しかし、3歳の秋にもなってそんなことを言っていても仕方ありません。どうしようもないという一言につきます。

●今後の展望

 スーパー未勝利戦の最終週でこの内容ですから、格上500万クラス挑戦や入障もあるわけがなく、引退という選択肢しかあり得ません。

 しかし、ほり様の情報によると500万クラス続戦の模様。これには理由があって、代替馬を出さない為の無理な引き延ばし行為です。先に引退したフローラシチーで代替馬の残口をほとんど使い切りましたからね。

●最後に

 今回の結果はレース前から明らかであり、2009年9月7日にエンパイアシチーのデビュー戦特集で私が書きましたように

エンパイアシチーは脚元に不安が出て、特殊な蹄鉄を装着して脚元の負担を軽くしていますとのこと。それにより、大幅に調教も遅れ、2歳9月である現在も入厩のメドは全く立っていません。

 この時点でほとんど諦めています。ただでさえ母系が弱く血統も悪く、まともでもどうかわからないくらいの馬でしたし、それが脚部不安とは。

 それでも走ってみないとわかりませんし、僅かな期待でデビュー戦を見に行きましたが、パドックでその僅かな望みも断ち切られました。

 他所のクラブならデビュー戦で引退だったでしょう。悪戯にこの馬を引っ張っても会員の負担が増えるだけです。ところがクラブはこの馬を格上500万クラスに出走させようとしています。なんとも会員の負担増大という大きな課題を無視したとんでもない暴挙です。

 しかし、今年はスーパー未勝利戦の除外馬が多く、福島自体が混み合う事が予想され、優先権のない未勝利馬の出走はかなり厳しいことになるでしょう。


 結局、出走も出来ずに引退することも考えられ、その場合は泣く泣く代替馬の提供となるのではないでしょうか。

 権利放棄される方も多いと思いますが、地獄の果てまで付き合うつもりです。

最後までご愛読ありがとうございました

2010年7月26日作成 9月12日、29日、10月1日、2日、3日、5日加筆
エンパイアシチーの過去の特集をご覧になりたい方はこちら

2010年 6月19日 デビュー戦 3歳未勝利 阪神ダ1200m (12着/15番人気) パドック写真多数付き現地観戦レポート

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